2015年05月29日(金)
1月中旬に継代培養した「安納こがね」の苗を4月中旬に試験管から取り出し,培養土に植え付けました。その後,室内環境でひと月ほど順化させたあと,5月18日(月)に屋外のビニールハウスへ移しました。これまでの丁寧な作業が実を結び,順化作業がみごとに成功し,室外の環境に順応しています。
2015年05月22日(金)
4月22日(水),生物生産科の1年生が中玉トマトの摘葉を行いました。
摘葉とは,古くなった葉を取り除く作業のことで,大切な管理作業のひとつです。摘葉をすることで,果実への日当たりが良くなり,風通しも良くなることで病気にかかりにくくなる,養分の消耗を防ぐなどの効果があります。
2015年05月19日(火)
5月3日(日)に行われた『百合砂まつり』に生物生産科の生徒たちが参加し,加工品や卵,鉢花などの販売を行いました。当日はあいにくと雨と風でしたが,お客様は例年どおりとても多く,賑わっていました。今年度初めての販売実習ということで,生徒たちも張り切って取り組みました。
2015年05月15日(金)
5月12日(火)6限目,台風6号の接近の最中に,武道館で「種子島高校農業クラブ総会」が行われました。
農業クラブ(日本農業クラブ連盟)は,農業について学ぶ全国の高校生が参加する組織です。種子島高校農業クラブはその組織の一部で,役員の生徒たちは今日の総会に向けて,早くから資料の準備を行ってきました。
2015年05月11日(月)
種子島高校にはたくさんの花壇があり,一年中いろいろな種類の花が咲いています。これを管理しているのが,生物生産科の草花部門専攻の生徒たちです。夏の暑い日も,冬の寒い日も,実習や農場当番の活動を通して学校美化のために活躍してくれています。
2015年05月07日(木)
生物生産科の草花班では,5月10日(日)の母の日にあわせてカーネーションの販売を行います。お母様へはもちろん,奥様に対しても,普段は言えない気持ちを花に込めてプレゼントしてみませんか?
今回は,生徒たちが丹精込めて栽培した鉢花を販売します。
【価格】1鉢 300円
【販売場所】事務室前,草花温室
【販売時間】
事務室前では随時,販売しています。
草花温室 9:00~12:00, 14:00~16:00
2015年05月05日(火)
野菜部門では,1年生の農業科目「農業と環境」の春作実習で,スイートコーンの栽培を行うことにしました。生徒たちは大教室で先生からの説明を受けたあと,ほ場に移動して1人につき8カ所に3粒ずつは種しました。
2015年05月03日(日)
生物生産科の加工班では年に3~4回,販売用とトッピー・とんとん味噌の原料用の味噌づくりを行っています。写真は,今年度第1回目の作業の様子です。
5~6時間浸漬した麦を蒸し,高温の状態で自動製麹機に移す作業を行います。移し終えたら温度を45~50度まで下げて,種麹と混ぜ合わせます。
2015年04月28日(火)
畜産部門で飼育している子牛「慣太号」が生後9ヵ月の出荷月齢に達したため,4月20日(月)に行われたセリ市に出荷しました。
生物生産科では毎年,畜産(肉牛)部門を専攻する3年生が引き手としてセリ市に参加し,これまでの実習の成果を肌で感じています。今回も,県立農業大学校の肉用牛科を目指す生徒を含む2名が参加しました。
2015年04月26日(日)
皆さんご存じの美味しい「種子島牛乳」。その中にはもちろん,種子島高校で生産した牛乳も含まれています。
現在,学校で搾乳している17頭の乳牛(ホルスタイン種)は,毎日1頭あたり約24Kgの牛乳を出してくれます。この乳量を保ち,健康状態を維持していくためには,栄養価の高い美味しい餌づくりが最も大切になります。
2015年04月24日(金)
生物工学部門の農場では,昨年11月に定植したタマネギが収穫期を迎えています。この時間は,生物生産科3年の野菜・草花を選考する生徒たちが,食料を生産している喜びを感じながら元気いっぱいに作業をしていました。
2015年04月16日(木)
現在,バイオ棟の実験室では1月中旬に継代培養した「安納こがね」の順化作業を行っています。
寒天培地で3ヵ月間培養し,根や茎・葉がでてきた苗を試験管から取り出し,整形して殺菌剤に浸します。これを1本ずつ丁寧に培養土に植え付けたあと,室内環境でひと月ほど経過させて新しい環境に慣れさせ,屋外に出せるようにします。これが順化作業です。
2015年04月15日(水)
新学期が始まり,農場実習が本格的にスタートしました。
草花部門では現在,ガザニアの鉢上げや苗物栽培に欠かせないハウスへのビニールがけ実習を行っています。鉢上げ作業は,手先の器用さや根気強さが求められます。生徒たちは1本1本,丁寧に植え付けていました。
2015年03月19日(木)
3月17日(火)午後,武道館で生物生産科・電気科の1年生の生徒たちを対象にした救急救命講習が行われました。これは保健の授業の一環として行われたもので,今回は西之表消防署から講師をお招きし,人工呼吸の方法などについて学びました。
なお,20日(金)に,普通科1年生を対象にした同様の講座を実施する予定です。
2015年03月10日(火)
3月1日(日),西之表市民会館で「第26回にしのおもて市民フェア」が行われ,3年次の専攻が決まった2年生(食品加工班と肉牛班)4名が,市民会館の駐車場で販売実習を行いました。
当日は小雨交じりの強風の中,初めての販売実習ということで生徒たちも戸惑いながらの接客でしたが,鹿児島から駆けつけてくれたぐりぶーに応援されながら,最後まで頑張っていました。
2015年02月16日(月)
現在行われている県下一周駅伝で,本校の生徒と先生が頑張っていますのでご紹介します。
15日(日)は,生物生産科1年の大河くんが4区を,生物生産科の徳永先生が10区を走り,ともに区間10位でした。明日(17日)の師弟襷渡しにも,大いに期待したいところです。
2015年02月13日(金)
2月6日(金),南種子中学校で2年生60名を対象とした出前授業を行いました。これは,生徒たちに将来の夢や希望を持たせ,進路選択に活かしたいという中学校側からの要望に応え,今回初めて実現したものです。
今回は種子島高校から生物生産科と電気科が,そして種子島中央高校からは普通科と情報処理科の職員が出向き,体験授業を行いました。まず初めに各学校の特色を紹介したあと,4コース・15名ずつに分かれて45分間の授業を行いました(45分の授業を2コマ,それぞれ別のコースを選択)。参加した中学生たちは,高校の学習を身近に体験できることもあり,興味を持って真剣に授業に取り組んでいました。
本校からは,できるだけ実践を伴った授業を体験させるために,多くの資材を教室に持ち込みました。生物生産科は草花の授業で「こけだま作り」に挑戦し,土を丸め,植物を植え込み,こけを巻くという作業に取り組みました。生徒たちはみんな,創造力を発揮しながらそれぞれりっぱなこけだまを作り上げました。土に触れることで,物作りの楽しみを感じてくれたと思います。
また,電気科では配線の仕組みについて学び,機具を使用して配線作業を行いました。細かい作業でしたが,怪我に注意しながら精一杯頑張ってくれました。
中学校からは,この時期に2年生対象の出前授業ができたことに感謝の言葉をいただきました。中学生の皆さん,自分の進路実現に向けて,夢と目標を持ちながら頑張ってください。
2015年02月11日(水)
2月10日(火)3限目,武道館で『農業の門出を励ます会』が行われました。この会は,卒業後に農業の道を志す生徒たちのために毎年行われているもので,今年度は農業大学校に進学する5名の生徒たちが激励を受けました。
種子島高校農業教育普及連携事業協議会会長の長野力・西之表市長から激励のことばをいただいたあと,生徒ひとりひとりが決意発表を行い,農業にかける夢や希望を述べました。
記念品贈呈や記念撮影のあと,本校生物生産科が生産したジュースによる乾杯が行われ,出会者全員で生徒たちの門出を祝いました。
2015年02月02日(月)
1月30日(金)5・6限目に,生物生産科の1・2年生を対象とした「営農講話」が行われ,「農」や「食」の重要性と,農業を通した地域活性化について2名の講師の方々にお話をいただきました。
南種子町で「ホテル&レストラン サンダルウッド」を経営する岡田匡貴さんは『種子島の魅力について』と題して,種子島に行きつくまでの経緯とこれまでの経験についてお話しくださいました。北から南に向かって日本を旅しながら,最後にたどり着いた種子島で自然や海,そして人の温かさに魅せられ,種子島で暮らしていくことを決めたこと,また南種子でホテルを経営することを決めたいきさつについてユーモアたっぷりに話す岡田さんの話術に,生徒たちは引き込まれていました。
種子島の食材を活かして,種子島でしか食べられないインギー鶏や魚料理などの季節感豊かな料理を提供していること,また,ホテルで使用しているお品書きにもホテルのこだわりを充分に感じ取ることができ,「これからも種子島を盛り上げていきたい」という言葉に力強さを感じました。
続いて,北部農園(本社:熊本県)の岩﨑大陸さんが,『私が目指す農業経営について』と題して,農業を仕事に選んだ理由についてお話し下さいました。いつか大型の農業機械を使って農業をしたいという夢を持ち,高校進学時にも迷わず農業高校を選んだという話に生徒はびっくりしていました。
現在,南種子町でレタス栽培を任されている岩﨑さんが,台風や強風のために苗の植え直しをしたこと,また農地を借りる際の大変さについて,農業従事者としてリアリティのあるお話を聴かせてくれました。長期的な展望と夢をもって前向きに農業に取り組んでいる姿に,生徒たちは感動した様子でした。
今回の講演を通して,種子島には私たちが気づいていない,未知なる魅力がまだまだあることに気づくことができました。これからは,生徒が生物生産科で学んでいることにさらに誇りを持つこてができるように,そして地域農業を盛り上げていく人材育成の場になれるように,さらに努力を続けていきたいと思います。
お忙しいなか講演をして下さったお2人の講師の皆様,どうもありがとうございました。
2015年01月27日(火)
1月27日(火)に,生物生産科の2年生が島内視察研修を行いました。 これは,島内で先進的な農業に取り組んでいる農業法人・企業を視察することによって,農業への興味・関心を深め,より専門的な視野を持たせるために毎年行われているものです。今回は,南種子町と中種子町にある3カ所の施設を見学しました。
南種子町の肉用牛キャトルセンターでは,農家の子牛を集めて育成を行い,生産基盤の強化と子牛価格の上昇を図っていました。また,有限会社北部農園ではレタスを23ha栽培しており,訪問したときにはちょうど収穫中でした。種子島での大規模経営は地元の雇用も生み出しており,生徒はその取組みに驚いていました。
中種子町の新光糖業株式会社では,ちょうどサトウキビの入荷が最盛期で,みなさん忙しく働いていらっしゃいました。日頃なかなか目にすることのできない光景を見て,生徒たちは種子島に秘められた魅力を感じ取ってくれました。
今回,地域の農業を支えている生産現場を視察することで,生徒たちのこれからの学習にも活かすことができる有意義な研修となりました。お忙しいなかご対応下さいましたみなさま,どうもありがとうございました。
2015年01月21日(水)
1月20日(火)6・7限目に,武道館で生物生産科の課題研究発表会が行われました。今年も地域の農業に関わる方々を審査員としてお招きして,パワーポイントを使いながら自分たちの取り組みについて生徒たちが発表を行いました。
【発表内容】
・草花班「テッポウユリの増殖について」
・食品加工班「安納芋を使った加工品開発」
・生物工学班「ノヒメユリの増殖~絶滅から救い出そう~」
・酪農班「県ホルスタイン共進会を目指して」
・肉用牛班「加工残渣の有効活用」
・野菜班「規格外トマトの6次産業化に向けた取組」
2015年01月20日(火)
1月15日・16日の2日間,本校大講義室で『平成26年度農場運営研究協議会』が開催されました。今回は県教育庁,農業部会,事務長代表,農業関係の農場長の計17名が参加して,本県の農業教育の発展と振興について審議を行いました。
15日の午前中に校内を見学したあと,農場運営での課題や改善策,魅力ある農業高校づくりにつながる各校の取り組みについて,予定時間を超えるほど熱が入った意見交換が行われました。また午後からは,農業教育の課題と振興策や新学習指導要領に踏まえた観点別評価の取組,各学校の実情を踏まえた意見交換がなされました。また16日には,魅力ある農業教育の取組について審議が行われました。
2015年01月05日(月)
あけましておめでとうございます。今年も種子島高校Web Pageをよろしくお願いします。
さて,年の瀬も迫った12月25日・26日に,生物生産科の酪農部門で飼料用トウモロコシのサイロ詰め実習を行いました。
9月2日に播種し,飼料畑に育った150aのトウモロコシを,専用のコーンハーベスターで刈り取り,校内のバンカーサイロに運搬します。そして,生徒・職員が協力して,空気を抜く為の踏み込み作業(鎮圧)などを行いました。今年は台風の影響を2回も受けて倒伏したものの,自力でなんとか起き上がり,今回の収穫・サイロ実習までこぎつけました。
サイロ詰めした牧草は,サイレージという密封状態で貯蔵する行程を経ることで乳酸発酵が進み,乳牛の重要な栄養源(エサ)になります。 学校の乳牛たちもきっと,サイロ詰め実習が予定どおりできたことで安心し,美味しいサイレージができることを楽しみにしていることでしょう。
2014年12月23日(火)
12月18日(木),生物生産科で農場感謝祭が行われました。2・3限目に農場の環境美化作業をした後,食や命の大切さについて再認識するために生物生産科全員でバーベキューを行いました。
美化作業や門松作りなどの時には風が強く,手がかじかみましたが,窯を囲んでみんなで頂く昼食に心が和みました。準備から後片付けまでみんなが協力することで,科の絆も一段と深まったように思います。
これからも農業を通して食への感謝の気持ちを忘れずに,よいよい農作物を生産できるように頑張ります。
2014年12月22日(月)
12月16日(火)5限目に,本校武道館で農業クラブの役員改選が行われました。
まず,農業クラブ会長の射場雄大君(生物生産科3年)が挨拶したあと,生物生産科1・2年生の各クラスから4名ずつ選出された立候補者と応援演説者(計16名)が立会演説を行いました。農業クラブに賭ける想いや決意についてそれぞれが語ってくれました。それに応えるかのように,みんなは真剣に演説を聴いていました。
演説会の後は,各クラスで投票を行いました。これから新しい農業クラブ役員が選ばれますが,全員で新体制を支えて,本校の農業クラブを盛り上げていきたいと思います。
2014年12月19日(金)
12月18日(木)は,準備した竹の組み立てと松・梅・葉ボタンなどの飾り付けを行いました。計画では昨日の予定でしたが,発達した低気圧により最大瞬間風速30mを記録するほどの荒天に見舞われ,延期となっていました。
まず,割った竹を節を揃えながら土台に並べ,荒縄でしっかり巻きます。その後,中心になる3本組の竹を据え付け,砂で固定します。
最後に,松・千両・ユズリハ・ウラジロ・葉ボタンなどを飾り付けて完成です。
みんなの協力で,今年も立派な門松を作ることができました。いい新年を迎えられそうです。
2014年12月18日(木)
12月16日(火)は,運び込んだ孟宗竹をきれいに切ったり,均等に割ったりする作業を農場の車庫の中で行いました。
まず,門松の中心になる3本のセットを見栄えよく斜めに切る作業を行いました。その後,門松の土台に使う板状の竹をつくる為に,均等に鋸で切り,短く切った竹を竹割り器を使い手際よく材料づくりを行いました。
また,割った竹は節を金槌を使い落とす作業もあります。この作業にはマレーシアから留学中のヤップ=ウェイ=ズィー(YAP WEI ZEE)さんも加わり,寒風の中,積極的に日本の文化に触れる活動体験をされました。
いよいよ,次回は組み立てです。
2014年12月17日(水)
12月15日(月),竹林から孟宗竹20本の切り出し作業を行いました。6つの専攻班から代表2名ずつが作業に参加し,直径20cmに成長した大きな孟宗竹を要領よく運び出しました。
この日は幸いにして天候にも恵まれましたが,急峻で足場の悪い竹林での作業で,門松づくり最大の山場となっています。
2014年12月16日(火)
12月7日(日),種子島中央青果市場で恒例の「JAまつり2014」が行われ,本校生物生産科も参加しました。当日は,数日続いた北西の季節風も止んで晴天に恵まれ,大勢の市民の方々で賑わいました。
当日は,進路先が内定した3年生の生徒3名が販売に参加し,これからの仕事に備えて,あいさつや商品の説明を丁寧に行いながら接客をおこなっていました。
2014年12月04日(木)
普通科2組と生物生産科の生徒たちは,大阪府池田市にある『インスタントラーメン発明記念館』を見学しました。マイカップヌードルファクトリーで,自分だけのカップヌードルを作ることができたようです。
午後からは,USJでの楽しい時間が待っています。