シュロとフェニックスとワシントンヤシ,そしてソテツ

公開日 2023年09月15日(Fri)

 

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 前回同様,種子島高校内の,樹木に注目です。

 今回は,大きさ以外区別の付きにくい,ヤシシリーズ3種です。すなわち,ヤシ目ヤシ科の,シュロ,フェニックス(カナリーヤシ),ワシントンヤシです。大体この順番で背が高いです。

 正門のロータリーにあって,存在感のあるソテツは,ソテツ目ソテツ科で別の仲間です。

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 正門入ってすぐのロータリーに,ソテツの群植。さらに少し進んだところの中庭に,とても背の高い,ワシントンヤシが4本。シュロが8本。校舎寄りの中ぐらいのものも,熊手状の葉の形から,シュロだと思われます。

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 ひときわ背の高い、ワシントンヤシです。4本あります。ちなみに,ワシントンヤシの花言葉は「勝利」です。

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 最も手前にある、まだ小ぶりの、シュロです。

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 校舎寄りにある、背の高いシュロです。シュロの花言葉は、「勝利」「祝賀」「不変の友情」だそうです。

 昭和24(1949)年5月1日に,実業教育振興5カ年計画に基づき,棕梠百万本計画を立て,和歌山県から種子8石を購入し,西之表町に3.5石,中種子町に1石,南種子町に1.5石,上屋久村に1石,下屋久村に1石を配分したということです(『創立80周年記念誌』)。同年4月に本校前身の種子島実業高校が成立しているので,本校のシュロはその名残でしょうか。

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 渡り廊下からの光景です。

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 体育館の南側に,フェニックスが6本並び,武道館東側に1本あります。

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 こちらは,芸術棟南側、電気科科朝礼が行われる場所です。ここにもフェニックスが5本。

 フェニックスの花言葉は、「躍動感」です。名前の由来は,病害虫に強く,長寿なことから,フェニックス(ギリシア神話の「不死鳥」)と名付けられたそうです。

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 校舎のあちこちに,シュロが植えられています。

 農場の方にも,たくさんあります。いろいろ確かめてみてください。