公開日 2016年03月14日（Mon）
生物生産科では年明け早々，春苗の種まきが始まり，現在は鉢上げや冠水，トンネルの開け閉めに大忙しの毎日です。丈夫で元気な苗を皆さんに届けられるよう，奮闘中です。さて，今年は今までと違った取り組みをしています。いつも以上に真剣な生徒たちの作業の様子を見てください。何をしているか分かりますか？
これは，トマトの接ぎ木作業です。斜めにカットした台木に，同じ角度でカットした穂木を専用の支持具を使って接いでいます。細かい作業で神経をつかいましたが，初めてにしては上手にできたと思います。
セルトレイからの鉢上げが終わり，あとは３月初旬の定植を待つばかりです。接ぎ木をすることで，青枯れ病や委ちょう病，ネコブセンチュウの防除になります。これで病気に強くて，おいしい中玉トマトとトマトに育ちます。ゴールデンウィーク明けには皆さんにお届けできると思います。お楽しみに！！
