【東大プラチナ】電気科2年/生物生産科2年での授業

公開日 2016年01月30日(Sat)

0 1月26日(火)の授業に引き続いて,1月29日(金)1限目と2限目に今年度5回目の東大プラチナ社会授業が行われました。

 2限目に行われた電気科2年・地理の授業では,東北大学大学院工学研究科准教授の北川尚美先生が,研究されているイオン交換樹脂触媒を活用した新しい油脂燃料化(バイオディーゼル燃料製造)技術について授業して下さいました。
1 東北大学では現在,種子島のNPO法人こすもと連携して,調理で使用した廃食用油などを燃料化する新しいプラントの実用化に取り組んでいます。先生が研究を進める新しい技術を活用することによって,これまでの燃料化作業よりも簡単に,多くのバイオディーゼル燃料を生み出すことができると期待されています。そんな最先端の技術を,北川先生は生徒たちのためにわかりやすく丁寧に説明して下さいました。

3 また,1限目に生物生産科2年の教室で行われた授業では,東京大学総長室特任准教授の菊池康紀先生が,エネルギー問題についての最新の研究内容や我が国が抱える課題について,レジ袋など生徒たちに身近な話題を織り交ぜながら教えて下さいました。

4 種子島では現在,エネルギーの循環や活用について,商業利用まで視野に入れた具体的な取り組みが順調に進んでいます。来月は普通科2年1組の生徒たちが島内のプラントを見学させていただく予定です。東大プラチナ授業はこれからも続いていきます。