【東大プラチナ】3年文理/1年全員/2年文理向け授業

公開日 2015年07月03日(Fri)

1 7月2日(木),本校の生徒たちを対象に,東京大学総長室特任講師の菊池康紀先生と,神戸大学大学院講師の尾下優子先生のお2人による授業が行われました。

 これは,3月12日のブログでご紹介した,東京大学と種子島の1市2町が連携して「プラチナ社会」(持続可能な社会システム)を創造していく取り組みの一環として行われたものです。今回で2回目の実施となります。
2 1・2時間目,まずは普通科3年1組(文理コース)の生徒たちを対象に,生徒たちから寄せられた「スマートエコアイランドについて」「種子島について」「日本・世界について」といった質問項目に答える形での授業がおこなわれました。豊かな自然・資源を備えた種子島が,歴史的にも外国船などを積極的に受け入れる「オープンマインド」にあふれた土地柄を持ち,これからの日本の将来を考えていくための実証実験の場所としていかに優れているか,またそれを活かすために,もっと種子島自身の発信力を高めていく必要があることなど,示唆に富んだお話をたくさんいただきました。

3 また,これから大学入試にチャレンジする生徒たちに向けて,先生方の経験を踏まえながら「大きな夢と適度な目標が必要」「目標・目的を見失わずに進むことが大切」「自分の"底"=限界を自覚して,何をすれば良いか考えなければならない」といったお話をいただきました。特に,先生方が大学に合格するためにどんな努力をしたか,大学に入ったあと,どんなことに取り組んできたかといったお話に,生徒たちは引き込まれていました。

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1_2 午後からは,まず5限目に1学年の生徒全員に向けて,また6限目は普通科2年1組(文理コース)の生徒たちに向けて,武道館でお話をいただきました。前回の講演よりもより具体的な内容について,少人数の生徒たちに向けて説明していただくことで,生徒たちも理解を深めることができたと思います。

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 「プラチナ社会」に関する授業は,これからも続きます。お忙しいなか生徒たちに楽しいお話をして下さいました菊池先生・尾下先生,どうもありがとうございました。