【放送部】NHK杯県予選に向けて

公開日 2015年04月29日(Wed)

1_2 放送部では現在,5月末作品提出〆切の『第62回NHK杯全国高校放送コンテスト・鹿児島県予選』に向けて,番組を制作中です。

 2年生チーム(2名)は,テレビドキュメントとラジオドキュメントの2作品を制作中です。ラジオドキュメントは昨年12月の九州大会終了直後から制作に着手し,校内外の高校生や先生方にインタビューを繰り返しながら,少しずつ完成に近づいています。


 テレビドキュメントについても,プロット(番組設計)検討→編集→追加撮影の作業を繰り返しながら,観る人に少しでもわかりやすく,かつ「続きを観たい」と思わせる仕掛けを入れられないか,試行錯誤しているところです。

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11 番組づくりで大切なのは,「初めて観る人が,1回観ただけで内容をわかるかどうか」です。2回以上繰り返し観なければ内容が理解できない番組では,相手に何かを伝えることはできません。また,作り手が番組を通して伝えたいことが何なのかをはっきりさせなければ,番組全体のまとまりが無くなってしまいます。顧問はいつも「この番組は,一言で言えば何が言いたいの?」と,部員に繰り返し質問しています。

7 また,先週入部したばかりの1年生チームも,創作ラジオドラマの制作に着手しました。これまで番組制作の経験がなく,プロットづくりも編集も慣れないことばかりですが,まずは登場人物のキャラ設定決めから取り組んでいます。

8 歴代の放送部員が作り上げていった過去の作品や編集素材,プロットも制作の参考になります。ドラマの主人公の設定をどうするのか,冒頭の1分間にどんなインパクトある演出を入れるのか,考えることはたくさんあります。ある程度プロットが固まったら,ICレコーダーでセリフを仮録音→試作品を編集して長さを掴み,話を拡げたり縮めたりという作業に進んでいきます。

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 毎年,県大会への出品数が多く,激戦区となる創作ラジオドラマ部門ですが,なんとか結果を残せるように頑張ってほしいものです。

Dsc01267 連休が明けたら地区大会,そして5月20日からは中間考査が始まります。限られたスケジュールのなかで番組を完成させるために,生徒たちの努力は続きます。