公開日 2015年03月12日(Thu)
3月12日(木)3・4限目,体育館で東京大学・東北大学・神戸大学の先生方による講演会が行われました。これは東京大学と種子島1市2町が協力して進めている,「プラチナ社会」(持続可能な社会システム)を創造していく取り組みの一環として,今回初めて行われたものです。
まず初めに,東京大学総長室特任講師の菊池康紀先生が,現在の種子島,そして日本が抱えている高齢化やエネルギーなどのさまざまな問題や,これから種子島で行われようとしているさまざまな試みやその意義について,わかりやすく説明して下さいました。
続いて,神戸大学大学院助教の尾下優子先生が,生徒たちがこれからの進路について考えるヒントを,自分の経験を踏まえながらお話し下さいました。特に「進路についてとことん悩み」「自分の選択肢や可能性を勝手に狭めない」という先生のお話に,生徒たちは感銘を受けた様子でした。
最後に,東北大学大学院准教授の福島康裕先生の進行による,生徒たちとの意見交換が行われました。まず,福島さんから生徒たちに「自分が少しでも一歩前に踏み出して,周りの人たちと一緒に何かを動かそうという気持ちが大切だ」というお話をいただきました。つづいて意見交換に移りましたが,生徒たちからは「地球環境のために,まず自分たちができることを教えてほしい」「自分ができる街おこしにはどんなものがあるか,教えてほしい」といった質問が寄せられ,それぞれの先生方が楽しく,そしてわかりやすくお答え下さいました。
来年度も引き続き,今回のような形式での講演会が行われる予定です。お忙しいなかご講演下さいました先生方,どうもありがとうございました。