公開日 2023年09月13日(Wed)
種子島の北端にあるのが,喜志鹿埼(きしかざき)灯台です。
昭和38(1953)年に建設されました。大隅半島と種子島の間には,航行の危険な大隅海峡があります。また大型船が航行する海域で,この灯台が目印になっているそうです。
記録によれば,この辺一帯は,種子島家の御牧(牧場)があった場所で,戦時中は,旧日本軍の監視所が置かれていたそうです。その名残で砲台跡が残っています。
種子島の北端,南端の御崎(岬)には,それぞれ神様(航海安全,五穀豊穣)が祀られていて,ここは,喜志加美(きしがみ)権現で,現在は国上奥神社に合祀されているそうです。
中央にあるのが,砲台跡です。
見るからに,荒々しい海だなと思います。