公開日 2016年02月29日（Mon）
2月24日(水)2限目に，卒業式を控えた3年生を対象に、田上病院麻酔科部長の高山千史先生による講演「いのちの授業」が行われました。講演では，まずはじめに，心肺停止状態になった人の社会復帰率のデータを見ながら緊急救命医療の大切さを学びました。種子島の「けなぁ」を大切にする心が，全国平均よりもずっと高い社会復帰率につながっていることを知り，生徒たちは種子島の素晴らしさを再確認することができました。
つづいて，ある助産師のドキュメントと詩を紹介されました。生徒の中には涙を浮かべている者もおり，生まれてきた命がどれだけ大切なものであるか，あらためて実感することができました。講演の中で，生徒同士で脈拍を測ったり，手の温もりを背中で感じたりする活動もありました。先生のユーモアと郷土愛にあふれた講演は，きっと生徒たちの心に残ると思います。
病院勤務でお忙しいなか，生徒たちのためにご講演いただきました高山先生，どうもありがとうございました。
