公開日 2015年04月16日(Thu)
現在,バイオ棟の実験室では1月中旬に継代培養した「安納こがね」の順化作業を行っています。
寒天培地で3ヵ月間培養し,根や茎・葉がでてきた苗を試験管から取り出し,整形して殺菌剤に浸します。これを1本ずつ丁寧に培養土に植え付けたあと,室内環境でひと月ほど経過させて新しい環境に慣れさせ,屋外に出せるようにします。これが順化作業です。
寒天培地で3ヵ月間培養し,根や茎・葉がでてきた苗を試験管から取り出し,整形して殺菌剤に浸します。これを1本ずつ丁寧に培養土に植え付けたあと,室内環境でひと月ほど経過させて新しい環境に慣れさせ,屋外に出せるようにします。これが順化作業です。
このような地道な作業を生物生産科の生徒たちが行うことで,種子島の安納芋苗(ウイルスフリー苗)が作られていきます。
なお,この時期には,胡蝶蘭の無菌播種した苗を実験室から屋外へ運び出す作業も行っています。3年後には綺麗で立派な花を咲かせてくれることでしょう。
なお,この時期には,胡蝶蘭の無菌播種した苗を実験室から屋外へ運び出す作業も行っています。3年後には綺麗で立派な花を咲かせてくれることでしょう。