「いのちの授業」-種子島の救急救命の現状-

公開日 2014年02月27日(Thu)

ファイル 1425-1.jpg 2月27日(木)2限目に,田上病院麻酔科部長の高山千史先生による講演「いのちの授業-種子島の救急救命の現状-」が行われました。これは卒業を控えた3年生に向けて,昨年から行われているものです。

 講演では,種子島の「心肺停止状態からの社会復帰率」が全国平均よりもずっと高いこと,それが種子島の人々の“つながり”の深さから来ていることを教えていただきました。そして,「都会に出ても,種子島の人々の温かさを忘れずに困った人を助けてあげてほしい」「心肺停止状態の人に出会ったら,119番通報だけでなく,AEDなどの蘇生処置に積極的に取り組んでほしい」と話されました。
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 また,福岡の助産師・寺田恵子さんの「いのちの教育活動」について取材したニュース映像を観て,「いのちの大切さや親のありがたみについて,もう一度考えてほしい」と話されました。生徒たちはビデオや先生の講演を,真剣な表情で受け止めていました。
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 3月3日(月)の卒業式まで,あと少しとなりました。少しでも多くのことを吸収して,胸を張って種子島から巣立っていってほしいと思います。