公開日 2013年07月19日(Fri)
今日で1学期が終了。みんなで大掃除に励んだあと,体育館で終業式が行われました。
式辞では政元校長が「誠実」という言葉をテーマに話をしました。
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「誠実」を辞書で引くと「真心があって偽りがなく真面目なこと」とある。この真心をうまく形にして,相手に伝えることがなかなか難しい。ありがとうという感謝の気持ちを,相手に気持ちよく伝えるためにどうすれば良いのか,また申し訳ないという気持ちを相手に伝えていくためにはどうしたら良いのか。
それは一朝一夕に身につくものではないから,学校生活のなかで少しずつ,しっかりと身につけていって欲しい。
また,仕事をしていくうえでの「誇り」や「責任感」が,その人の行動を変えていく。良い仕事を成し遂げていくためには,相手とのコミュニケーションや,思いやりを持って行動しようとする姿勢が大切となる。
日々の生活を送る中で,不誠実な対応をされて腹を立てることもある。そこで腹を立てるだけではマイナスの要素しか残らないが,ちょっと角度を変えて,「同じような行動を自分が取らないように気をつけよう」と考えることで,不愉快な出来事をプラスの方向に持っていくことができる。
明日からの夏休み,親戚の方をはじめ,いろいろな方に会う機会が多くなるが,その時,誠実という言葉を頭の隅に置いて行動して下さい。
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校長の式辞のあとは,生徒指導部,進路指導部,保健部からそれぞれ夏休みの生活について注意がありました。
今年も暑い夏になりそうですが,体調にはくれぐれも気をつけて,充実した毎日を過ごしていきたいものです