公開日 2013年04月09日(Tue)
本日,体育館で第8回入学式が行われました。今年は124名の生徒たちが新たに種子島高校の仲間に加わりました。
式辞では政元智校長が,奈良の法隆寺の宮大工である西岡常一さんと弟子の小川三夫さんのエピソードを紹介しました。細かい技術を教える前に納屋の掃除をさせ,鉋(かんな)屑を観察するように命じた師匠と,鉋屑から自分の道具を研ぐ訓練の必要性について気づいた弟子のお話を通して,親切さや丁寧さとは違う,本人の気づきや学びに重きをおく教え方もあるのだ,と話しました。
そして「自分の生命・お互いの生命を大切にしよう」「学びの姿勢を持ち続けよう」という2つの目標を生徒に示し,一人の人間として身につけていくべき事柄をしっかり身につけて,謙虚に学び続けてほしいと話しました。
また,西之表市長・PTA会長からの激励の言葉をいただき,新入生からの力強い誓いの言葉を受けて,今年の入学式も無事に終了しました。
入学式の終了後,生徒会・野球部・女子バレー部・吹奏楽部のメンバーによる校歌紹介が行われました。毎年恒例となっているこのイベント,今年も大きな声で我が校の校歌を紹介してくれました。
入学した124名の皆さん,慣れないうちは大変だと思いますが,謙虚な気持ちで,そして前向きにいろいろなことに取り組んで,一日も早く種子島高校の生徒になれるように頑張ってください。