公開日 2012年10月24日(Wed)
現在,パリに留学中の芸術科・山下晴道先生から新しい写真が届きましたのでご紹介します。
★★★
撮影場所:Grez sur loing(グレー シュー ロワン)
"ロワン川沿いのグレー村"という意味です。
近代絵画の父・黒田清輝をはじめ,浅井忠など日本画壇の礎を作った画家が多数滞在していました。またバルビゾン派の画家たちも滞在しており,この地は以前から芸術家の集まる村として有名な場所でした。
黒田はここに2年滞在し、名作「読書」を描き残しています。(ちなみに私,黒田が描いていたと言われている部屋に泊めさせていただきました。)
黒田が鹿児島県出身者ということもあり,今なおこの村と鹿児島出身の画家たちとの交流が続いています。