公開日 2012年07月16日(Mon)
先週の金曜日(13日),10時から生物工学温室前において,優良系統サツマイモ(バイオ苗)の引き渡し式が行われました。
バイオ苗とは,本校生物生産科植物バイオ班の生徒たちが種子島名産の安納イモをはじめとする3品種の苗を無菌培養したもので,病気に強い特徴があります。
引き渡し式では,長野力西之表市長から「安納芋は,あと一歩で全国ブランドとして定着できそうなところまで来ている。品質の良いイモを安定して供給することが全国ブランドへの道であり,このようなすばらしい苗をいただいてありがたい。」との言葉をいただきました。
その後,生徒たちから西之表市・中種子町・南種子町・JAの各代表者の方々に「安納紅」「安納こがね」「種子島ゴールド」の3品種のバイオ苗が引き渡され,式は無事に終了しました。
生物生産科の植物バイオ班では,今後もバイオ苗の培養を続けていきます。生徒たちが,自分たちの活動が種子島の農業に貢献していることを実感し,今後の学習に弾みをつけていってくれればと思います。