『日本を救う芋エネルギー』講演会のご案内

公開日 2012年06月08日(Fri)

ファイル 893-1.jpg 現在,本校の生物生産科と電気科が共同で進めている『芋発電プロジェクト』にご協力いただいている,近畿大学生物理工学部教授・鈴木高広氏の講演会が行われます。PDF資料はこちら
です。

期日 平成24年6月15日(金)
   開場18:00 講演18:30~20:00

場所 西之表市民会館 301号室(3階)

入場料 無料

主催 種子島自然電力推進ネットワーク(仮)

【案内文より】
 国内の芋の平均年間収量は15 MJ/㎡ほどです。一方,初夏の快晴の日には,農地に1日で30 MJ/㎡も太陽光が降り注いでいます。つまり,太陽光のエネルギーは大量に余っています。太陽光を無駄なくバイオマスに変換するには,空間的に作物を栽培し,受光面積を広げればよいのです。たとえば山林に密集した樹木のような形状です。

 種子島では,島の2%の土地9km2で芋を空間栽培すると,70万トンの芋をつくることが理論的に可能です。そして,この70万トンの芋を乾燥して燃やすと,島の年間の全消費電力を賄うことができます。あちらこちらに繁殖する竹も,サトウキビの搾りかすも,貴重な燃料資源になります。

 日本にはエネルギー資源がないと思われてきました。しかし,空間栽培法を用いると国内の遊休地だけで,原子力と化石燃料の全量を代替するエネルギーを生みだすことが,本当は可能です。

 日本の未来のために,実現できる夢に向かい,その実証試験の第一歩を,種子島(種子島高校)が踏み出そうとしています。


PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Readerダウンロード