公開日 2012年06月07日(Thu)
太陽の手前を小さな黒い点のような金星がゆっくりと横切っていく「金星の太陽面(日面)通過」と呼ばれる珍しい天体現象が,昨日の朝,日本各地で観測されました。悪天候で観測が難しかった地域も多かったようですが,幸いにして種子島は晴天に恵まれ,種子島高校でもたくさんの生徒たちがこの現象を観測しました。
これは太陽と金星,それに地球がほぼ一直線に並ぶことによって起きるもので,今回は理科の先生方が観測用の器具を準備しました。生徒たちは,じっくりと金星の移動の様子を観測することができたようです。
この現象を次に観測することができるのは,105年後の2117年です。その頃,日本は,種子島は,そして種子島高校はどうなっているでしょうか。