「望ましい人間関係」について考える

公開日 2012年05月17日(Thu)

ファイル 873-1.jpg 今日の5限目に,各クラスで「望ましい人間関係」について考えるLHRが行われました。これは「いじめを考える週間」に合わせて,仲間意識を育み,自分と他者の関係について考えるために実施されたものです。

 各クラスの生徒たちがグループを作り,白い紙にまず線を自由に引きます。最初は1人つき1本ずつ,そして10本程度描いたところで全体を眺め,話しあって必要な場合は線を書き足します。

ファイル 873-2.jpg 線を書き終わったら,それぞれの枠の中にいろいろな色を塗っていきます。はじめは1人1枠ずつ,そして途中からはグループ全員でそれぞれの場所に,好きな色を塗っていきます。

 そして,すべての作業が終わったら黒板に絵を掲示し,他のグループの作品と比較します。

ファイル 873-3.jpg ファイル 873-4.jpg

ファイル 873-5.jpg この作業は,ただ絵を描き色を塗るのではなく,自分の色を塗ったり(自分の気持ちを表現),他者とのかかわりを考えたり(隣の色とのバランス→他者の尊重),全体のバランスを考えたりした結果(仲間意識),絵が完成したことを理解させるために行われるものです。また,それらは普段の仲間との関係や日常生活において望ましい人間関係を形成させるのに必要なことだということを認識させる意味があります。

 この時間に各学科のいろいろなクラスを回って撮影しましたが,それぞれの学科・クラスごとに線の引き方や色の塗り方にいろいろな特徴が見られました。この学習を通して,他社とのつきあい方について再考し,よりよい人間関係を築いて楽しい高校生活を送って言ってくれれば,と思います。