20世紀に誕生した抽象絵画の先駆者の一人に,フランク・ステラ(アメリカ・1936~)がいます。アルミ等の金属の素材を多用した半立体の荒々しい表現が特徴で,その作風は作品自体の重量自体に反してどこか軽やかであり,ユーモアが感じられるものとなっています。
今回,3年生の総合選択(美術III)の授業の中で,「煙」をイメージした作品を制作しました。生徒がそれぞれにスチレンボード(発泡スチロールの一種)を加工・塗装したものをくじにより配置することで,その偶然性を生かした配置で仕上げてみました。
この作品は,校内の階段横に飾られています。機会があったらどうぞご覧下さい。