公開日 2011年07月26日(Tue)
去る7月22日(金),農業クラブ主催の農業鑑定競技会・鹿児島県予選大会が加世田常潤高校において行われました。この大会は教科の学習や学校農業クラブ活動で得た農業に関する知識・技術の成果を,鑑定・判定・診断・審査技術などの様々な局面で競い合い,職業的な能力を高めることを目的とするものです。
こちらが問題の一部です。農業・農業機械・畜産に関する様々な知識を問う問題に,制限時間内に次々に回答していかなければいけません。
本校からは1年生女子2名と3年生男子1名の計3名が参加し,それぞれ「農業部門」「農業機械部門」「畜産部門」に出場しました。
このうち,畜産部門に出場した3年生物生産科の河口君が,22名中1位で優勝しました。河口君は3年連続での挑戦で,当日の朝まで猛勉強を頑張った末に勝ち取った優勝でした。引率した農業クラブ担当の岡本先生は「前日の夜中まで必死になって勉強していた。ものすごい執念だった」と河口君の努力を褒め称えていました。
また,農業部門に参加した1年生物生産科の中村さん(放送同好会のメンバーでもあります)が34名中9位,農業機械部門に参加した1年生物生産科の押領司さんが22名中9位という,初めての挑戦としては非常に素晴らしい成績を残しました。
なお,畜産部門で優勝した河口君は,10月26日に諫早市で行われる全国大会に出場する予定です。全国大会でのさらなる素晴らしい活躍に期待します。