【生物生産科】営農講話

公開日 2015年02月02日(Mon)

 1月30日(金)5・6限目に,生物生産科の1・2年生を対象とした「営農講話」が行われ,「農」や「食」の重要性と,農業を通した地域活性化について2名の講師の方々にお話をいただきました。

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 南種子町で「ホテル&レストラン サンダルウッド」を経営する岡田匡貴さんは『種子島の魅力について』と題して,種子島に行きつくまでの経緯とこれまでの経験についてお話しくださいました。北から南に向かって日本を旅しながら,最後にたどり着いた種子島で自然や海,そして人の温かさに魅せられ,種子島で暮らしていくことを決めたこと,また南種子でホテルを経営することを決めたいきさつについてユーモアたっぷりに話す岡田さんの話術に,生徒たちは引き込まれていました。

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5 種子島の食材を活かして,種子島でしか食べられないインギー鶏や魚料理などの季節感豊かな料理を提供していること,また,ホテルで使用しているお品書きにもホテルのこだわりを充分に感じ取ることができ,「これからも種子島を盛り上げていきたい」という言葉に力強さを感じました。

6 続いて,北部農園(本社:熊本県)の岩﨑大陸さんが,『私が目指す農業経営について』と題して,農業を仕事に選んだ理由についてお話し下さいました。いつか大型の農業機械を使って農業をしたいという夢を持ち,高校進学時にも迷わず農業高校を選んだという話に生徒はびっくりしていました。

7 現在,南種子町でレタス栽培を任されている岩﨑さんが,台風や強風のために苗の植え直しをしたこと,また農地を借りる際の大変さについて,農業従事者としてリアリティのあるお話を聴かせてくれました。長期的な展望と夢をもって前向きに農業に取り組んでいる姿に,生徒たちは感動した様子でした。

 今回の講演を通して,種子島には私たちが気づいていない,未知なる魅力がまだまだあることに気づくことができました。これからは,生徒が生物生産科で学んでいることにさらに誇りを持つこてができるように,そして地域農業を盛り上げていく人材育成の場になれるように,さらに努力を続けていきたいと思います。

 お忙しいなか講演をして下さったお2人の講師の皆様,どうもありがとうございました。